農場の取り組み

私たちの目的は、皆さまに美味しく食べてもらえる、上質ないちごをつくることです。
安心安全ないちごを毎日愛情を込めて育てています。

栃木の強みを生かした農業

栃木県佐野市は、肥沃な大地と穏やかな気候、豊富な水資源に恵まれ、たくさんの農産物が生産されています。気候は、夏季は多雨多湿、冬季は少雨乾燥で、いちごの栽培にはぴったりの気候です。特に、葛生農場は標高の高い場所にあり、暖かい日でも夜温が下がるため、自然の寒暖差を利用し、とても甘いいちごをつくることができます。

高設栽培と土耕栽培

葛生農場は、昔から続く「土耕栽培」と、新しい「高設栽培」の2種類の栽培方法を取り入れています。土耕栽培は土からの栄養分をしっかり吸収し、濃くしっかりとした味のいちごをつくることができます。一方、高設栽培は現代のモダンな栽培方法で、設備導入により温度、水、採光をシステム管理しています。高い水準で安定した生育を促し、甘みが強く、粒ぞろいのいちごをつくることができます。それぞれの栽培方法の利点を生かすことで、その時その時、最高の味を生み出します。

徹底した衛生管理

皆さまに安心していちごを食べていただくため、衛生管理を徹底しています。いちご職人の体調管理はもちろん、ハウスの中の温度や灌水のチェックを頻繁に行うと共に、換気や消毒も欠かさず行います。また、収穫の際は必ず手袋をはめています。繊細ないちごは収穫時の力加減も重要です。

葛生農場の
いちごづくりの流れ

土づくり・畝立て

いちご栽培でもっとも大事なこと、それは『土づくり』。県内の肥沃な土で知られる鹿沼土をベースに、チッ素、リン酸、カリ、さらに微量要素を加え、美味しいいちごが実る土台をつくります。

育苗・定植

夏の間のいちご農家の仕事は、丈夫な苗をつくること。親苗からツルを伸ばし、ひとつひとつ手作業で次のシーズンの苗を育てていきます。厳選された苗を想いを込めて定植します。

管理作業(手入れ作業)

苗は放っておくと次から次へと新しい芽を出し、結果、実への栄養が分散され、粒が小さく甘みに欠けるいちごになってしまいます。当農場では、大きく美味しいいちごをつくるため、定期的に葉、芽の間引きを行い、品質の維持・向上に努めています。

収穫・出荷

作物は鮮度が命。とれたての味、食感をお届けできるよう、一粒一粒を丁寧に摘みとり、また果皮を傷めないよう細心の注意をはらいパック詰めを行います。

葛生農場のいちご いちごの秘密